2023年5月26日金曜日

千葉県ってパンクバンド多くない?あのNEVER GOOD ENOUGHも…

■2022/07/20 千葉県ってパンクバンド多くない?あのNEVER GOOD ENOUGHも…
■2022/04/03 普通すぎると思ったHOLiDAYS、今はその「普通」が気持ちいい


■2022/07/20 千葉県ってパンクバンド多くない?あのNEVER GOOD ENOUGHも…

 友達のところでNEVER GOOD ENOUGHを久しぶりに聞きました。「MODERN TIMES」というアルバムですね。
 NEVER GOOD ENOUGHは久しぶりすぎて、よく覚えていませんでした。ただ、NEVER GOOD ENOUGHはこれぞメロコアって感じで、オーソドックスだった一方で、オーソドックスすぎて購入までは至らなかった感じかも…と途中まで聞いていて思いました。「途中まで」です。
 ところがどっこい、結構、クセのある曲も混じっていましたわ。全然覚えないなぁ…。「MODERN TIMES」の黒白のジャケはすっごい「見た!見た!見た!」という感じで懐かしかったんですけどね。たぶん当時の友達のところだけでなく、店頭でも見まくったんだと思います。NEVER GOOD ENOUGHってかなり売れていた印象ですし…。

 あと、私はジャンルがテキトーなので、そもそもメロコアでいいんだろうか?と心配になって検索。ちょうどアマゾンの「MODERN TIMES」のレビューが出てきました。やはりメロコア、しかも、スタンダードなメロコアなようです。

<Vo.&G.が2人いるNGEの1stアルバム。
それぞれ個性が出ていて2トンカラーなバンドです。
いわゆる「メロコアっぽさ」をストレートに感じることのできる作品。
最近の作品はイノセントでストレートなロックという感じですが
一皮も二皮も向ける前の、ちょっと青っぽいNGEを聴くことができます>

 アマゾンの「商品の説明」によると、97年、出身地である千葉の高校在学中にNEVER GOOD ENOUGHを結成。なんとなく千葉県ってパンクバンド結構いそうな印象あったんですが、NEVER GOOD ENOUGHが千葉だったのか…。
 初音源は99年4月21日にあるマキシシングル「My last excuse…」。全国のレコード店で軒並みチャート入りを果たすということで、やっぱり売れていましたね。
 そして、「MODERN TIMES」は最初のフルアルバムで2000年1月23日に発売。<哀愁のメロディー・POPセンスに磨きをかけ、ひとつのジャンルには決して収めることのできない“ROCK”がぎっしりつまった作品>との説明で、やはりちょっとジャンルに幅ありましたね。「哀愁」というのもわかる感じがありました。

2023/01/13:メンバーについて補足。<NEVER GOOD ENOUGH - TOWER RECORDS ONLINE>によると、<1997年に小学生からの友人であったShin(g&vo)とNOB(g&vo)、高校の同級生であったTSUBASA(b)、以前から知り合いだったKeigo(ds)とで結成。当時全員高校3年生>とのことでした。
https://tower.jp/artist/305384/NEVER-GOOD-ENOUGH。


■2022/04/03 普通すぎると思ったHOLiDAYS、今はその「普通」が気持ちいい

 友達のところで、HOLiDAYS(ホリデイズ)の「PURE & SWEET」を久々に聞きました。私は当時買わなかったので、確かそれほど好きじゃなかったはず。ただ、今聞くと良いですね。
 正直よく覚えていないんですが、たぶん当時は「なんてことない」という感じ。たぶんパンクバンドで、たぶんガールズボーカルだったはずで、貴重なガールズパンクバンドという特徴はあったものの、「もう一つなにか足りない」と思ったのだと思います。
 今聞き直してもここらへんの印象はあまり変わってなく、正直地味だと思いました。普通です。ただ、そのオーソドックスな感じ、地に足がついた感じが、妙に心地よいんですね。HOLiDAYSいいな~と思いました。

 たぶんパンクバンドで、たぶんガールズボーカル…という、いい加減すぎる記憶だったので、家に帰ってきてネットで検索。<HOLiDAYS(ホリデイズ)の情報まとめ>(OKMusic)では、「土屋真希(g&cho)、黒沢晶(vo)、中野美智枝(b&cho)、三石哲子(dr)といった女性メンバー」といった説明がありました。まあ、十中八九女性だとわかる声ではあるものの、万が一ということはありますからね。
 また、「はつらつとしたパンク・ナンバー」とされており、パンクバンドであることも大丈夫でした。なお、ここでは、「ガールズ・バンドというと、非力なサウンドを連想しがちだが、彼女たちはそんな偏見を銀河の彼方まで吹き飛ばしてくれること間違いなし」とも書かれていました。
https://okmusic.jp/HOLiDAYS

 「USのパンク・バンド、ザ・マフスをリスペクトしているだけあって、誰もが顔をほころばせるキャッチーなメロディの裏に、胸を締めつけるような哀愁をたたえている」とも説明。言われてみると、切なさはあるかもしれませんね。
 後にこのリスペクトしていたザ・マフスのツアーサポートをして、スプリットCDもリリースしています。ファンとしては最高でしょう。我が生涯に一片の悔い無し…です。

 このザ・マフスのツアーサポートは99年4月。99年1月、ファースト・アルバム『Opening Adress』を発表したばかりでした。私が聞いた「PURE & SWEET」は2NDアルバムのようですが、なんと2002年には早くも解散。ザ・マフスといっしょにできて思い残すことなし…となったわけではないでしょうが、えらい短かったですね。
 紹介の順番が逆になりましたが、結成は95年の夏だそう。しかし、結成直後から倦怠期に突入するという妙なことになり、活動開始は遅れたそうな。96年以降ライヴも活発にこなし…とあったので、動き出したのはこのあたりからですかね。
 また、この結成から活動開始までの長いホリディにちなんでHOLIDAYSと命名されたといいます。本当なんでしょうか?