2023年7月18日火曜日

マスク拒否の市議、これからは神道だと位牌を勝手に捨てていた

マスク拒否の市議、これからは神道だと位牌を勝手に捨てていた


2020/12/03 マスク着用を求められ検便を投げ付けた赤磐元市議の素顔 ワシの好きなようにやるんじゃ(2020年12月02日 11時01分 デイリー新潮)によると、2020年11月4日、岡山県赤磐市の市議(73)が、大腸がん検診で訪れた熊山保健福祉総合センターで、受付女性からマスクの着用を求められて激怒。「検体を出すだけなのにマスクは必要ない」と大声で怒鳴り散らし、便が入った検体袋を近くの机に投げつけたというのが話題になっていました。その後、車へマスクを取りに戻ったそうですが、今度は着用して女性職員の前に現れ、「この若造が!」と恫喝。当然、ネット上では非難の声が殺到しました。

  赤磐市の議員名簿によると、市議は無所属。ただ、赤磐市は党派しか記載しておらず、会派は不明。国会議員は党派と会派でほとんどいっしょなのですが、地方議員の場合、党派は無所属で、会派は自民党系…みたいなパターンが多いんですよね。

 なぜ会派が気になったのか?と言うと、マスクを嫌がる人はアメリカでも日本でも右派に多いためでした。後述するように右派的な要素を感じるところもあります。ただ、市議の場合は、トラブルメーカー的であり、どの会派にも所属していなかったのかもしれません。元記事のタイトル「マスク着用を求められ検便を投げ付けた赤磐元市議の素顔 ワシの好きなようにやるんじゃ」は、他の市議の「『ワシはワシの好きなようにやるんじゃ』という人ですからね」という評からでした。

 トラブルとしては、例えば、委員会でも自分の意見が通らないと、『ワシはもう帰る』と言って出ていくこともあったという話。「集団の中で自分が中心でないと気が済まない人なんです。意見が通らないと、すぐカッとなって怒鳴り散らす」としていた市議もいました。

 1月には、障害者に就労機会を提供する福祉事業所の女性職員とその利用者5人が市役所3階のトイレを清掃していたところ、「議会や委員会がある時はすぐ使えるよう考えられえ」と恫喝。それ以来、事業所は議会や委員会のある日はトイレ清掃を取り止め、仕事が減ってしまうという事態に。市議会は議員辞職勧告決議案を提出、9月に可決されていました。 

 右派は関係ないとは思うのですけど、右派らしさがあったというのは、「かなり昔の話ですが、(引用者注:市議の)家は仏教を信仰していて、仏壇には先祖の位牌が祀ってありました。ところが、彼がこれからは神道じゃあと言い出して、位牌を捨ててしまったそうです。それが原因で父親と大喧嘩になったとか」という話。仏教系新興宗教団体も右派が多いのですが、戦前天皇崇拝に利用された神道の方が右派的には本流でしょう。全国の多くの神社を束ねる神社本庁は、有力な自民党支持団体です。前述の通り、今回は関係ないとは思いますけどね。