2023年7月27日木曜日

庶民派宰相だったはずの菅首相、中曽根元首相の合同葬に1億円かけてしまう

庶民派宰相だったはずの菅首相、中曽根元首相の合同葬に1億円かけてしまう


2020/09/26 日本では災害が相次いでいるものの、政府の支援は十分ではない上に、気象情報を知らせる気象庁がサイトで広告を掲載するほど予算不足。新型コロナウイルス問題も続いており、費用をかけるべきところはたくさんあります。

 そんな中、 「庶民派宰相」などと持ち上げられていた菅首相の自民党政権で、早速庶民は感覚とは程遠い決定がなされました。中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬について、政府は20年9月25日の閣議で予備費から約9600万円を計上することを決定。9000万円とも報じられていますが、むしろ1億円に近い数字です。

 内閣府は、「過去の先例などを考え、政府が適切に判断した」と正当化。ただし、中身を見てみると、むしろ前例のない規模の可能性が高いそうな感じ。内閣府の合同葬準備室は「首相経験者だからと言って、必ずしも合同葬などを行うとは限りません」と認めています。今の時代に合わないというだけでなく、過去ですら合同葬は絶対やるというものではないのです。

 また、2007年の故宮澤喜一元首相のケースでは、「中曽根氏ほどではないが、その半分以上の経費はかかった」としていましたが、これは逆に言うと、今回が特別だということ。この過去のケースもおかしいと思いますけどね。税金を使わず、自民党だけでやれば良いことでしょう。

 「生前に大勲位を授与されているから」という擁護もあるかもしれませんが、これも内閣府の合同葬準備室自身が「直接関係ない」と否定していました。

(故・中曽根元首相の合同葬に予備費「約1億円」 高すぎる?内閣府「政府が適切に判断した」9/25(金) 20:22配信 J-CASTニュースより)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b4d996eede57ae5e615df3dbaf3858b3e5778abc