2023年7月3日月曜日

国会サボり、お前が仕事しろ!失職した派遣労働者を「本当に働こうとしているのか」と叩いていた坂本哲志議員、地元・熊本県で死者・被災者が出たのに、豪雨災害審議中に英語本を読んでサボる

坂本哲志議員、地元・熊本県で死者・被災者が出たのに、豪雨災害審議中に英語本を読んでサボる


2020/07/30 最近自民党で流行している、審議中に「副業」をやる行為。今度は、で自民党の坂本哲志氏が野党議員の質疑中、審議と直接関係のない英語の本を読む…ということが起きました。本人も英語と現代史の勉強目的で分からない英単語に印を付けたりスマートフォンで調べたりしたと認めています。問題になっている中で続けて…というのは、不思議ですけどね。
 この件が特にひどいのが、九州を中心に甚大な被害が出た豪雨に関する衆院災害対策特別委員会であったこと。加えて、坂本哲志議員が多くの犠牲者・被災者が出た熊本県選出の議員であったということです。地元で死者が出ようが、被災者が出ようが知ったこっちゃない…という極悪非道さでした。


お前が仕事しろ!失職した派遣労働者を「本当に働こうとしているのか」と叩いていた


 また、坂本哲志さんは過去の発言も気になるんですよね。2009年に当時、総務政務官だった坂本哲志さんは、仕事と住まいを失った派遣労働者らを支援するために東京・日比谷公園に開設されていた「年越し派遣村」について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが日比谷公園に集まってきているのかという気もした」と叩いていたんですよ。
(派遣村:「本当に働こうとしている人か」と坂本総務政務官 - 毎日jp(毎日新聞 2009年1月5日 17時58分)より)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090106k0000m040018000c.html
 当時、この坂本哲志さんの発言は、ネットではむしろかなり好評で賛同を得ていました。仕事を選ばなければなんぼでも仕事があるのにわがまま言うな!楽に儲かる仕事がほしいだけだろ!というブラックな意見も多かったです。ただ、そんなことを言っていた坂本哲志さんが、真面目に仕事せずに楽して大金をもらっていたというひどい話でした。

安倍首相の国会サボり 新型コロナウイルス問題がある中、国会出席を拒み、記者会見もせず…


2020/08/03 別系統の「サボり」になるのですが、会見開かず 国会出席も拒む中…首相「半休」2日連続:北海道新聞 どうしん電子版(2020/7/29)という記事が出ていました。
 私は首相もちゃんと休むべきだと思うのですが、新型コロナウイルスの感染再拡大が続く中、「6月18日を最後に記者会見を開かず、野党が求める国会出席も拒み続けている」と記事では指摘していました。
 また、この記事では書かれていないものの、そもそも新型コロナウイルスなどの問題がある中で、国会の閉会を強行した経緯があります。例えば、通常国会が閉会 役割を果たさぬ怠慢:東京新聞 TOKYO Web 2020年6月18日 08時01分では、以下のように書いていました。

 <(引用者注:延長が可能な)通常国会が会期を延長せず、きのう閉会した。新型コロナウイルスの感染拡大で、国民の暮らしや仕事が脅かされ、政治の役割は増しているにもかかわらず、国会はなぜ、国民から負託された役割を果たそうとしないのか。(中略)野党側が会期を年末まで、大幅に延長するよう求めたのは当然だ>

 これについては、新型コロナウイルス関連だけでもおかしなことがいっぱいあるなど、安倍政権は問題が多く、国会があるとそれを野党に追求されるため、国会を延長しなかったのでは?と疑われています。国民のための新型コロナウイルス対策より自己の都合を優先した形です。