2023年4月21日金曜日

日本一古い老舗のお菓子屋さんは一文字屋和輔…やはり京都にあるの?


 思い出を写真にして取っておいてモノは捨てて、整理しようと思い立ちました。さらに、ただ写真を紹介するのは芸がないので、クイズにかこつけて紹介しようと、もう一つ思いつきます。
 結局、無理矢理でうまくない感じになりそうですけど、そのうちだんだん良くなっていくのではないかなぁ…と楽観的に考えて、いわゆる見切り発車でスタートです。

【クイズ・これな~んだ?】

 最初あんまり周囲を見せるとわかりすぎると思って切り取ったら、自分で見てもわけがわからない写真に。なので、だいぶ周囲を見せるようにしたのが次の写真です。

 これでわかりやすくなったかな? お菓子の外観そのままではなく、分解したもの。後ろに見えているものもヒントになると思います。
 クイズの回答の前に、タイトルにしたお菓子関係の話を。 「日本一古い老舗のお菓子屋さんは一文字屋和輔…やはり京都にあるの?」というテーマ。
 「一文字屋和輔」がまず読みづらいのですけど、「いちもんじやわすけ」と読みます。Wikipediaによると、店名の看板表記は「一文字屋和助」あるいは「あぶり餅 一和」とも表記され、通称は「一和」。表記がぶれていて、正式表記は不明だそうな。本当ですかね?
 平安時代の1000年(長保2年)創業ということで、めちゃくちゃ古いです。お菓子屋さんに限らず、飲食店としては日本最古の老舗だとのこと。

 すでに「あぶり餅」という名前が出てきています。きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し、炭火であぶったあとに白味噌のタレをぬった餅菓子、または串に刺してあぶったおかきや煎餅のことだそうな。一文字屋和輔は前者のタイプです。
 「一文字屋和輔」は、この「あぶり餅」だけを提供している和菓子店なんだそうです。直球勝負ですね。

  一文字屋和輔ですが、今宮神社と深い関係があります。今宮神社は一文字屋和輔の創業よりやや早い994年(正暦5年)に悪疫退散の祈願をしたのが始まり。祈願には竹が使われ餅が供えられいました。
 1000年(長保2年)、一文字屋和輔の初代がそれらを参拝者にふるまったのがのがお店のはじまりと言われているとのこと。ただ、昔の話らしく異説もあります。初代が香隆寺の名物「おかちん(勝餅:あぶり餅)」 を今宮神社に奉納したのが始まりともいわれているとのこと。
 今宮神社は悪疫除けの神社であり、一文字屋和輔のあぶり餅も疫病除けの餅といわれるそうです。
【クイズ・これな~んだ?】の答え

 クイズの回答は一文字屋和輔と全然関係なく、亀田製菓の「白い風船」でした。亀田製菓の創業は1957年。一文字屋和輔を見た後だと、新しい会社だと感じますね。
 この前、お店で を見つけて、懐かしすぎたので購入したというのが、「白い風船」を買った理由。全く好きだったわけではなく、単なる懐かしさだけで購入しました。もう一生買わない気がしたので記念に写真を撮影。数十年食べていなかった気がします。亀田製菓の製品だという覚えもありませんでした。
 びっくりするほど軽くて、お得感はゼロですね。コストパフォーマンスは極めて悪そうです。
 亀田製菓らしくない…と思ったのですが、 この白いのはせんべいみたいです。そうか、そうなると、亀田製菓らしいですね。このめちゃくちゃ軽い白いせんべいはサックサクでした。食感はちょっとサクッとおもしろいんですが、やっぱり特別おいしいということはないです。この製品いつまで持ちますかね? 発売停止になりそうな感じ。
 中のチョコは控えめというか、ケチくさいというかな量で、あまり甘くもなく、正直物足りないと思ってしまいました。やっぱりもう一生買わないと思います。ただ、こんなんだったっけ?と懐かしさは楽しめたので非常に満足です。