2023年8月6日日曜日

信じられない!トランプ大統領は自分が本当はバカだと知っている? 意外なことに、トランプ大統領は父親の言うことを何でも聞く「いい子」だった…

トランプ大統領は不正入試で大学入学と指摘 替え玉受験は日本でもあり得るのか?


2020/07/11 これも結局証拠がないと事実かどうかわからないのですけど、ドナルド・トランプ米大統領のめいのメアリーさんが、トランプ大統領は大学入試で不正をしたとしていました。
 日本で言うセンター試験的な試験的なアメリカの大学進学共通試験SAT 。メアリーさんによると、成績評価点の平均が学年上位からは程遠かったトランプ大統領は、頭の良い友人にたっぷりと金銭を支払い、替え玉受験を行ったという話を書いているそうです。
(トランプ米大統領のめいの暴露本、5つの注目点 大学受験は「替え玉」 - BBCニュースより)

 ちなみに日本での替え玉受験としては、1991年の明治大学の入学試験で、20人もの替え玉受験が発覚、明治大野球部元監督ら3人が逮捕された事件が有名。この事件は芸能人も絡んでおり、コメディアンのなべおさみさんの息子であり、事件後たけし軍団入りしたなべやかんさんがいました。
 また、近年でもちょこちょこ替え玉受験が起きています。Wikipediaによると、大学入試センター試験では、2008年に東京海洋大学試験場において、また2010年に京都橘大学試験場において、それぞれ替え玉受験が発覚している とのこと。発覚しているだけでこれだけあるということは、実際にはもっと多いんでしょうね。

トランプ大統領が金持ちなのは、詐欺と税金対策のためだった?

2020/07/12 トランプ米大統領のめいのメアリーさんの書籍には当然もっといろいろと書かれています。「トランプ氏が大学入試で不正」姪が暴露本で明かす 米メディア|TBS NEWSでは、メアリーさんの父であるトランプ大統領の兄が42歳でアルコールによる心臓発作で亡くなった日の夜に、「家族は誰も病院に付き添わず、トランプ氏は映画を見に行った」と書かれているとされていました。
 また、トランプ大統領の性格に関わる話は他にもあります。最初に引用した BBCニュースで「5つの注目点」としていたのは、以下の5つでした。

(1)よくあるナルシシズムをはるかに超えているという指摘
(2)ニューヨーク・タイムズにトランプ大統領の納税申告書を提供した経緯
(3) 大学入学で「不正をした」こと
(4)父が兄に対して怒ってばかりいるのを見て兄とは違う行動をとったこと
(5) 女性問題についての記載

 最後の女性問題というのは、ゴーストライターとしてデートを断られた女性の悪口を聞かされたことや、結婚しているのにめいであるメアリーさんに性的な発言をしたといった話みたいです。ただ、ゴーストライターの対価は支払われなかったとのこと。トランプ大統領は別の書籍でもゴーストライターが書いたと告白されていましたね。
  また、納税申告書を提供した経緯も補足。当初は協力しなかったのに、ニューヨーク・タイムズにトランプ大統領の納税申告書を提供したのは、トランプ大統領の弱者を踏みにじる行為を見たためだとのこと。これを元にトランプ大統領は「あからさまな詐欺事例を含む1990年代の怪しい税金対策が、彼が両親から受け取った財産を大きく増やした」と報じられています。


信じられない!トランプ大統領は自分が本当はバカだと知っている?


2020/07/18 注目点とされた上記5つのうち気になったのは、 「(1)よくあるナルシシズムをはるかに超えているという指摘」でした。
 めいのメアリーさんは、ナルシシストのすべての特徴を示しているとしつつも、「よくあるナルシシズムをはるかに超えている」としています。そして、より注目べきなのは、「ドナルドは単に弱いだけでなく、自尊心がもろく、常に支えを必要としている。というのも心の底では自分のことを、自分が言うような人間ではまったくないと、承知しているからだ」と書いていることでしょう。
 自分に自信がない人間があんなに威張るはずないだろう?と思うかもしれません。ただ、心理学的にはむしろこちらの方が正解なんです。 メアリーさんの指摘が正しいかどうかは別として、一般的には自分に自信がない人ほど攻撃的で威張り、悪い点を指摘されると激しく逆上することがわかっています。自分に自信がないために、なかなか間違いを認められず、強く反発する…ということが起きやすいんです。日本の政治家でも心当たりあるんじゃないでしょうか。

意外なことに、トランプ大統領は父親の言うことを何でも聞く「いい子」だった…


 これもメアリーさんの指摘が本当かどうかに留意が必要ですが、他の記載部分からも自分に自信を持てるように育たなかったと類推される記述があります。
 前述の「(4)父が兄に対して怒ってばかりいるのを見て兄とは違う行動をとったこと」はこの記事ではよくわからなかったものの、別記事身内からの暴露本で万事休す、トランプ大統領 唯一の姪・メアリー氏が装填した「2つの爆弾」とは | JBpress(Japan Business Press)を読むと、兄は父親に従わないことがあったようで、それで激しく怒られたようです。このように子供をことごとく否定して、親の思い通りにしようというのは問題があり、人格形成に支障が出てきます。厳しいしつけ全般が良くないこともわかっています。
 一方、兄を見たトランプ大統領は違う態度を示しました。意外なことにいわゆる「いい子」のようになって、兄とは逆に、父親の言うことを何でも聞くようになったそうです。こうした子供は、日本でもかなり多くの方が理想としていますよね。
 ところが、これまた教育としては良くないんですよ。兄とは異なる形ではあるものの、これも結局、子供の気持ちを全否定するもので、自分に自信を持てなくなってしまうことになるのです。
 BBCの方の記事では、これに関して、 「ドナルドが自分自身の感情に近づかないようにして、自分の感情の多くは許されないものだとドナルドに教え込むことで、フレッドは息子の世界観をゆがめ、この世界で生きるための能力を損ねた」という書籍の一部を引用していました。