2023年7月3日月曜日

霊感が強い ゴミ溜めに住む男

ボリビアにも沖縄がある!コロニア・オキナワ(オキナワ居住地)
●南米なのに沖縄方言の沖縄文化バリバリで完全に沖縄 でも顔が…

 コロニア・オキナワですが、私はてっきり現地の人はスペイン語を話ししているんだと思ったら、なんとみんなウチナーグチ(沖縄方言)で話しているとのこと。二世、三世だとスペイン語が交じるとはいえ、基本はウチナーグチ。料理など、文化も沖縄文化が濃密でゲートボールも。南米感は薄そうです。

 一方で、男性はみな太っており、顔つきも南米の人のような感じに。ブラジルのサンパウロに行くと、ブラジル人らしき人にポルトガル語で話しかけられるも言葉がわからないので「あい、わからんなー」とつぶやいたら相手が驚いてウチナーグチを話しだした…という笑い話も。互いに南米人だと思ったようです。

 ちょっと短いので、コロニア・オキナワの話じゃないのですが、顔関係で<a href="https://amzn.to/4f6AYJb" target="_blank">わたぶんぶん わたしの「料理沖縄物語」 </a>の別の話を。両親が沖縄出身である与那原 恵さんが沖縄に初めて行ったときに一番驚いたのが、自分と似た顔の人ばかりいたことだそうな。本土で暮らしているときは、そんなことは全くなかったそうです。

 







































 
















●ゴミ溜めに住む男、星座を見て夜の正確な時間を知る

 『わたしの普段着』(吉村昭)によると、戦後間もなくの頃、街の特異な人に生き方を聞く「街頭録音」という番組があったそう。その中で吉村昭さんが最も心に残っているのは、「ゴミ溜めの哲人」と題した録音だといいます。
 この「ゴミ溜め」というのは、当時あったごみ収集箱。家庭ごみは上から入れ、ゴミを出すときは側面から引き出す形式で、箱車に入れて運んでいたそうです。「ゴミ溜めの哲人」というのは、なんとこの中に住んでいた中年男性のことでした。
 通常のゴミ溜めは生ゴミを捨てるので異臭がします。しかし、彼の住んでいた上野駅そばの公共用の大きな収集箱は、公共用であるためか家庭用の生ゴミが捨てられず、紙ごみが中心だったようです。ただ、それにしても…という話。本人はいたって明るく、広いし暖かくて風邪も引いたことがないと語っていたといいます。
 これだけでももう十分すごい話。ただ、これだけではなぜ「哲人」なのかがわかりません。彼がすごいのは星座。星座の位置と動きのしくみを覚えて、星座を見て夜の正確な時間を知ることができる…と主張していあそうです。